航空関連


最近、機内暴力に関しては厳しい規則が出来ました。

最近外資系の機内で旅客が客室乗務員のお尻をさわり、機長が飛行機の中から地上に連絡をし、

その旅客は到着後罰金を取られたそうです。

機内での暴力があった場合も、機長の判断で緊急着陸し、警察に引渡しをしたり、到着地に連絡をし警察に待機してもらう事もあります。

地上でも同様に暴力があった場合には警察の方にのお願いを致します。

私も入社をして携帯電話を投げられそうになったり、あとは乗り遅れたお客様に時刻表を投げられたり・・・あったなぁ・・・。

同僚が経験した事ですが、沖スポットといって飛行機が到着して建物の近くではなく、少し離なれた所に到着をし

そこからバスで移動する便がありますが、同僚はその便の担当でした。

車椅子の方のケアーだとか、また何も事前に連絡が無くても、何かトラブルがあったときの為に係員が

通常は1人、必ず到着した飛行機のドアが開く前に機側に行き、客室のチーフから機内でのご様子を伺います。

何も無ければお客様を移動用バスへのご案内をして、係員は最後のバスでオフィスへと戻るのです。

同僚もいつものように機側に行き、最後のバスで帰ってきている途中の出来事だったそうです。

バスはお席に限りがあり、もちろん指定席ではないので当然お立ちになったまま到着ロビーへ移動される方もいらっしゃいます。

お年寄りの方などには事前に係員とバスの運転手さんでお席を確保します。

同僚が出会ったそのお客様はどこも悪くなく、お若い男性だったようです。

『なんで俺が立ってなきゃいけなーんだよ!ふざけんな!』と、突然係員を思いっきり蹴飛ばしたそうな・・・。

係員は何かの為に無線を持っております。が、その係員は恐怖で、バスの中では勿論連絡など出来ずに

ロビーに着いてから、他の係員に知らせ、お客様をお引止めし、急いで連絡をしたのですが

警察が来る頃にはお客様は人ごみに紛れ逃げてしまったそうです。

許せないですよね・・・。


今度は、カウンターでの出来事ですが、その日他の係員にご立腹されたお客様が私の所にやってきてずーっとお話をされていたんです。

『あいつをここに連れてこい!』と・・・。私はまだ入社2年目でした。幸いその係員は他の仕事でカウンターを離れていたのですが

お客様は納得されず、責任者が応対いたしました。すると少しお話するや否や、お客様は上司の胸ぐらを手で締め上げました。

『お客様!』そう言いかけた時、隣にお並びの男性のお客様が間に入ってくださったんです。

『さっきから聞いてるとあんたが言ってる事おかしいよ!恥ずかしくないのか!?』と。

お客様同士の口論が始まってしまい、上司は間に入り、私は警察に連絡をしに行きました。

警察が来ると収まるものです・・・。警察に事情を話し、訴訟の問題も出てきたりと時間がかかり

間に入ってくださったお客様はご自分の便にはお乗りになれなかったんです。

暴力を振るったお客様は警察に・・・私は間に入ってくださったお客様をお見送りしました。

お話を聞いているとそのお客様はご自身の結婚式の為に田舎に帰る途中だったそうです。

そんな中で助けてくださった正義感に頭がさがります・・・。

ありがとうございました。

さて、応対をした上司は元客室乗務員で女性なのですが、『○○さんが殴られたらどうしようとドキドキしましたよ・・・』

と私が言うと『殴ってくれた方が警察にすぐに行けるから良かったのよ〜♪』と笑顔でおっしゃっていました。

昔の機内ではもっと大変な事もあったんですね・・・・。

暴力は何の解決をも生まない、卑劣な行為です。

これから世の中の様々な場面から暴力がなくなる事を祈ります・・・。