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私が発券のOJTを終え、自宅でも必死になって勉強をし・・・
なんとか一人立ちをして何パターンかが経過したある日の事です。
一人のサラリーマン風の方が私のブースにいらっしゃいました。「これ払い戻し」静かな口調でしたが
明らかに何かが違う・・・いらした時点であまりご機嫌よろしゅうな〜い感じの口調でした。
「いらっしゃいませ。お払い戻しですね?かしこまりました。航空券をお預かり致します。」お預かりした航空券は
20枚くらいあったでしょうか。かなりの枚数で、しかも発券の日付が「昨日」のものでした。
通常片道運賃の航空券でしたので有効期限が90日あります。私はお客様の為を思い
「この航空券はまだ○○日間有効期限がございます。もしお使いになるご予定が有効期間内であれば
そのままお使いいただけます。お払い戻しなさる場合、一枚につき420円のお手数料が
かかってしまいますので・・・。いかか致しますか?」とご案内致しました。
すると「君、生意気だね。僕を誰だと思ってるの?何回乗ってるか知ってるの?
そんな事僕に案内するなんて生意気だ!そんな案内なんかするんだったらこの仕事辞めろ」
とやはり静かながら冷めた口調でおっしゃいました。
「申し訳ございません!大変失礼致しました!」と謝罪し、お手続きを致しましたがなんせ色々な券種
大量の航空券であり、さらに私は早い処理がまだ出来る段階ではなかったので時間がかかりました。
「落ち着いて。大丈夫。何かミスしたらまたお叱り受けてしまうわよ・・・」自分に言い聞かせ
なんとかすべての処理を終わらせ、深くお詫びし、その方は立ち去って行きました。
自分で良いと思ってご案内をしてもご気分を害してしまわれる方もいらっしゃるんだと学びました(-_-;)
その日の反省会でこの件を先輩や同期にお話致しました。すると先輩方はそのお客様をご存知だったのです。
その方はよく発券カウンターなどにいらして大量の航空券やこまごました処理をお申し付けされる方で
よく社員は泣かされていたようなんです。泣くまで怒り続け・・・
しかも大声では警察が来ますので聞こえない程度に。発券カウンターのトップ(責任者)でさえも泣かされる
有名な方でした。その後その方には充分注意を致しました。一字一句間違えた事や曖昧なニュアンスでは
大変なことになってしまうんです。大袈裟に聞こえるかもしれないですが本当に。
例えば「そこは(私は)でなく(私が)だろう」など。細かいですよね(^_^;)??
数年後、私が責任者として勤務していたある日・・・やって来ました〜!!!
私はすぐにその方に目が留まりました。注意をして見ていると・・・やはり同僚がつかまり・・・
そして・・・泣き始め・・・。
私はすぐに駆け付け、そして「泣くんだったら裏に行って泣きなさい!」と叱咤致しました。
「彼女には後でフォローすればいい。今はまた漬け込まれる。」
そして後輩を裏に行かせ、その後は謝罪をし私が代わりました。「何も言わせないわよ♪」
そして彼は立ち去りました・・・。お客様には何があっても不快な思いをさせてはいけない。
その中で仕事で返す事での私なりの精一杯の抵抗でした。
「私の目の黒いうちは負けないわよ(笑)!」ってね。